メキシコで体外受精+着床前スクリーニング 二日目
カンクンへ到着して二日目、本格的に生理の出血が始まった。
朝食をとりに入った近所のカフェにてクリニックからの電話を受け、昼過ぎ頃来院することになった。
結論から言うと、体外受精へ向けての治療を進めてみる価値はあるということだった。嚢腫のせいで、卵胞刺激ホルモン注射が効かない可能性もあるが、血液検査の結果を見る限り、卵胞が育つ可能性が全くないわけでもない。それにせっかくメキシコまで来て、何もしないで諦めるようなことは私たち夫婦も望まないだろうと。その通りだ。すでに一ヶ月分の滞在費は支払済だし、ここで宙ぶらりんになってしまうなんて諦めがつかない。
ということで卵胞刺激ホルモン注射をこの日から始めることになった。
まずは四日間、毎晩7時に卵胞刺激ホルモン注射を打ち、そして土曜日に卵巣の状態を診るというスケジュール。
よかった、まだ希望の光が消えてしまったわけではない。
いわゆるペン型の注射器のパッケージ。
4箱(4日分)の合計は、$1012.16 USD也。